バスケットボール
小学生
最近、1人の小学6年生からバスケットボールを教えてほしいと依頼があり、一緒にバスケをしています。
黒子のバスケが好きなようで、黒子のバスケの選手の名前やプレーの話題を出しながら楽しくバスケをしています。
ミニバスに所属をしていてチームがかなり強く200対0で勝ったとか、65点差で勝ったとか・・・
まあ点差については置いておきます。
監督について聞いてみると・・・・・・絶叫系・恫喝系・腕引っ張る系・プレッシャー系のようです。
子どもながらに聞き流す術を身に着け、うまく対応しているのですが、近々に大会で遠征するようで、
「試合はプレッシャーでドキドキがすごい」と。。。
ここで保護者に目を向けてみます。
4回ぐらいお会いしていて、はじめてお話をした時は、監督と同じように、
・失敗について言う
・しっかりやりなさい
・自分にパスが来ないことについて子どもの動きのせいにする
この小学6年生はまだバスケはじめて7ヶ月です。
周りはキャリアが3から4年あります。
試合の動きについて伺ってみると・・・
・みんなと違う動きをする。
・コートの往復しかしていない。
ということで。
「お子様はコートの端っこ(コーナー)におられるのではないですか?」
と聞くと、
「そうなんですよ!みんなゴール付近に集まっているのに行かないんですよ。」
とのお答え、
「それはお子さまが空いてる場所とフリーでもらいやすい位置を自分で考えてそこにおられるんですよ。」
小学6年生からよく聞くとYoutubeでNBAなどの動画を見てると。
このようなお話が少し続き、初回に一緒にバスケをしてみると・・・
えっ、こんなにできるのってぐらいの衝撃でした。
最近の子どもはすごいですね。良く教えてもらっているのは同い年の上手なお友達みたいです。
身体の使い方が左利きのような使い方をするのでそこは不自然さがありますが、小学生が楽しくバスケしていく上で試合中に怒鳴る必要があるのでしょうか・・・
ひとまず、初回を終えて、お子さまに関して現状をお伝えしました。
それと、
「お子さまは失敗している内容や自分がプレーできる場所など認識していますし、しっかり考えてプレーしています。なので、優しく見守ってあげてください」
このことを伝えました。
2-3回目には、
「速攻時にパスキャッチができなくて怒られる」
「ゴール下でシュート打ってブロックされたら、フェイクしろ!と怒鳴られる」
「試合中に<お前が点をとるんやろ!>と腕を引っ張られて怒鳴られる」
お母さんはその状況をしっかりお子さま側の立場で見守って頂けたようですが、少し悲しい気持ちになられたようです。
「速攻時にパスキャッチができなくて怒られる」
「ゴール下でシュート打ってブロックされたら、フェイクしろ!と怒鳴られる」
この2点に関しては、
「怒られた試合の後に、この失敗点を克服するチームの練習または個人の練習がありましたか?」
と質問しましたところ、
「ありません」
とのことでした。
「やったことがないことはもちろんできないですし、練習してないことはできないです。できないことを失敗して怒られるお子さまの気持ちはかなりつらいと思います」
とお伝えしました。
「試合中に<お前が点をとるんやろ!>と腕を引っ張られて怒鳴られる」
この後に、チームメイトの気遣いでかなりパスをみんなが回してくれたようで、12得点。
Coast to Coastまで決めたようです。
指導のやり方はいろいろあるのでどれも否定はしませんが、建設的・生産的であり、指導された本人が意図や意味を理解できるものであってほしいと願います。
イップスについても理解を深めてほしいです。
来週、大会なので、笑顔で帰ってきてくれることを楽しみにしています。
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