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孫子の兵法
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物事は一方向からだけで見ない
智者の慮りは、必ず利害を雑う。利に雑うれば、而ち務は信なる可し。
害に雑うれば、而ち患いは解く可し。(via 孫子の兵法 九変篇)
「知将が物事を考え、判断するときは、必ず利と害の両面をあわせて熟考するものである。有利なことにもその不利な面をあわせて考えるから、成し遂げようとしたことがその通りに運ぶ。不利なことに対しても、その利点を考えるから心配ごとは解消し、困難を乗り越えることができるのだ。」
孫子は、物事には必ずプラスとマイナスがあり、どちらか一方だけということはないと言っています。
少し良いことがあると、それに浮かれて油断したり、悪いことが起きると意気消沈して、モチベーションが下がる状態になったりと、表面だけで一喜一憂してまうことが良くあります。
良い状態にあっても、それに満足せず、その裏には不利な点、マイナスも起こり得ると考えて、慎重に物事を進めることで、行動が「信」になる。
やろうとしたことが信じた通りになり、信頼を得る。
逆に悪い状況に置かれたとしても、それをプラスに変える方法を考え、そこで諦めてしまうのではなく、前向きに捉え直すことで、問題解決していくことができる。
ピンチに陥っても消極的にならず、その時こそ、チャンスに気づきそれを活かす。
全ての事象は振動しています。
上がれば下がり、下がれば上がる
様々な状況においても「今」を感じる。力まないことで、流れに乗ることができます。
物事の本質を感じましょう。
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