相手との力関係を冷静に見極める
彼を知り己を知らば、百戦殆うからず。彼を知らずして己を知らば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆うし。
(via 孫子の兵法 謀攻篇)
戦いに際しては、相手(敵軍)の実情や実態を知って自己(自軍)の状況や実態をも知っていれば、百度戦っても危険な状態に陥ることにはならない。
相手(敵軍)の実情を把握せずに自己(自軍)の実情だけを知っているという状況であれば、勝ったり負けたりが五分五分である。相手(敵軍)のことも知らず、自己(自軍)のことも知らないようでは、戦うたびに必ず危険に陥る。
客観的な判断
孫子の言葉で一番知られているものです。
敵や味方のことを分かっていれば負けることはない。負けをコントロールできる。
自分自身のことを把握していれば50%。
味方のことや自分自身のことすら把握していないのであれば、毎回負ける可能性が高い。
いかに情報を掴み、整理して事前に準備できるか。
戦闘においては最も重要なことです。
ビジネスにおいては顧客や競合企業として捉えて、どれだけ勝つ確率を高めることができるか。
バスケットボールにおいては自軍を分析し、相手チームを分析する。
自軍の強みと弱み、相手チームの強みと弱みを洗い出す。
40分間の中で、どの部分で戦うのか。
自軍の弱みを消し、相手チームの弱みに付け入る。
相手チームの強みを消し、自軍の強みで攻める。
戦略から戦術に落とし込み、ゲームをコントロールできるようにする。
そのために必要なスキルやフィジカル。
自ずと練習内容が明確化します。
全てに共通する内容ですね。
相手がいるなら、情報を収集し、まとめて判断する。
実践していきましょう。