孫子の兵法
敵が大きくても、分散させれば勝てる
我は専りて一と為り、敵は分かれて十と為らば、是れ、十を以て其の一を攻むるなり。我寡なくして敵衆きも、能く寡を以て衆を撃つ者は、則ち吾が与に戦う所の者約なればなり。
(via 孫子の兵法 謀攻篇)
我が軍は、一点に兵力を集中させ、一方の敵軍は、分散して10隊に分かれたとすると、敵の10倍の兵力(敵が自軍の10分の1の兵力)をもって攻めることができる。
我が軍の兵力が全体としては少なく、敵軍の方が多かったとしても、その小兵力で大兵力を打ち破ることができるのは、個々の戦闘において、兵力を集約させ、集中して敵に当たるからである。
得意分野にフォーカス
相手が大きい場合、普通に戦っては勝つことは難しいです。
自分の得意分野にフォーカスし、有利な戦いができるように仕向ける。
相手を勝てるエリアに誘導する、相手を分散させて勝てる量にする。
満遍なくできることも良いと思いますが、何かこれができると言うものを持っていると強いです。
バスケットボールであれば、
- シュートが上手い
- ディフェンスが上手い
- 点が取れる
- リバウントに強い
など、選手をみて、パッとイメージを言葉にできる選手は使いやすいのではないでしょうか。
僕の好きな元NBA選手 デニス・ロッドマンは
0ポイント 20リバウンド 10アシスト
みたいなスタッツで、リバウンドに特化した選手でした。
リバウンド・パス・スクリーン・ディフェンスとチームメイトをサポートする仕事にフォーカスしていました。
自分よりトータルで上手い選手に真っ向勝負を挑んでも勝てないです。
自分の得意なプレーで、相手とどう戦うか。
試合中はできないプレーをしても成功する確率が低いのは当然です。
できるプレー・自信を持ってできるプレーで相手の弱みを攻める。
来年に向けての取り組みをもう一度考えてみましょう。